2023年下半期に読んだ本
2023年下半期に読んだ活字本は20冊。9月以降、仕事の環境が変わった影響で、読書ペースが落ちた。
内訳はラノベ 15冊、雑誌 1冊、SF 15冊、文芸 3冊、詩集 1冊。翻訳書を読んでないな。
以下、☆マークは印象に残った作品。
鴨志田一『青春ブタ野郎はビーチクイーンの夢を見ない 前編・後編』(Blu-rayの特典)
酒井田寛太郎『ジャナ研の憂鬱な事件簿』(ガガガ文庫)…ほろ苦い読後の学園ミステリ。
☆鴨志田一『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(電撃文庫)…世のラノベシリーズでは、意図的にか作者が書けないのか、家族の描写がほとんど無い。『青春ブタ野郎』シリーズではキャラクターと家族の様々な関係が描かれて、この巻はその集大成と言っていい。
☆『リスアニ! Vol50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション』(ソニー・ミュージック・ソリューションズ)…音楽スタッフのインタビュー多め、編集の愛を感じる。
鴨志田一『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』(電撃文庫)…表紙が好き。
落合祐輔『俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう?』(GA文庫)
鴨志田一『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』(電撃文庫)
☆鴨志田一『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』(電撃文庫)…紗良がすごくいい。ヒロインの中でいちばん好き。
玩具堂『探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる』(MF文庫J)…ラノベミステリの積ん読が増えてきたので、集中して消化する。
鴨志田一『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』(電撃文庫)…最新刊に追いついた。
てにをは『また殺されてしまったのですね、探偵様』(MF文庫J)
宮沢賢治『風の又三郎』(新潮文庫)…岩手に引越してから初めて宮沢賢治を再読する。作品の解像度が上がるかな?
紙城境介『シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する』(MF文庫J)
零雫『不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で』(GA文庫)
☆草野心平編『宮沢賢治詩集』(新潮文庫)…岩手らしさをいちばん感じたのが詩集だった。
二語十『探偵はもう、死んでいる 3』(MF文庫J)
☆伊集院静『三年坂』(講談社文庫)…追悼読書。粋な文章が好きでした。
竹町『スパイ教室 06 百鬼のジビア』(ファンタジア文庫)…ラストに驚いた。そっちに向かうのね。